ダメージ (Damage, Dmg) とはガープス第4版の副能力値のひとつ。ガープス第3版では「基本致傷力」「致傷力」という名前で呼ばれているもの。この値が大きければ大きいほど、白兵武器などで攻撃するときに相手や物体のヒットポイントを減らすことができる。
概要
ダメージには下記の2種類存在する。
- 突きダメージ (Thrust Damage) - パンチや、剣による「突き」など。「刺し」系の武器や攻撃に多い。ダメージ数は「振り」よりも少なめだがこの類の武器は刺し系が多いため、防護点が低い対象のヒットポイントを大幅に減らしやすい。
- 振りダメージ (Swing Damage) - 遠心力、向心力や回転などの力を利用して武器を振り回した攻撃。「突き」よりもダメージが多いが、この手の武器は叩き系が多い。
数値
消費CP : 0
有利な特徴「追加攻撃体力」に1ポイントあたり3CPを消費することで、体力を上昇させずにダメージを上昇させることができる。
その他
- 能力値の下限 :体力1のときの値で 突きダメージ : 1D-6、振りダメージ : 1D-5
- 体力1~100の間は「ダメージ表」(p.B17) でダメージが決まる。
- 体力100は突きダメージ : 11D、振りダメージ: 13D
- 以後、体力100以降は体力が10増えるごとに「突き」と「振り」のダメージが1D増える。
- 能力値の上限 : 無限大
- 「基本ダメージ」(Basic Damage) という表記もあり。
ダメージの値の影響を受ける副能力値
ダメージの値に影響を与える有利な特徴
ダメージの値の影響を受けるもの
- 白兵武器のダメージの値
- 敵などのNPCに攻撃が命中後。敵が防御判定に失敗。防護点を突き抜けたダメージによって敵のヒットポイントが減少(負傷)する。
判定
- ダメージ判定
解説ページ
- 『ガープス・ベーシック【第4版】キャラクター』 「第1章 キャラクターの作成」>「副能力値」 p.B17
第3版
ガープス第3版では「ダメージ」は「基本致傷力」「致傷力」という名前で呼ばれていた。
関連項目
- 「追加攻撃体力」
- ダメージタイプ
- 0CP